不動産会社に土地探しを相談・工務店に住宅プランニングを相談

土地を購入しマイホーム新築する場合は、不動産会社や建築会社を決めてから土地を探す方が多いです。建築会社を決めるポイントとして、建築会社のホームページに建築実績を載せている業者もあり、建築実績を見て決める方もいます。土地を探す際に、建築会社に土地の要望も相談することもポイントです。建築会社が土地の情報を収集し、提案してくれることもあります。

不動産会社に土地探しの相談をしましょう。相談する際、建築会社が決まっていたり、建物のプランや面積が決まっていたら伝えておきましょう。希望に沿う土地を探し提案してくれます。

購入土地・建築プランの決定

購入土地の候補をいくつか挙げてもらい、実際に足を運び土地や近隣の街並みなどを確認しましょう。実際に土地に行き、間口の広さや土地の高低差、日当たりの良さを目で見て確認しましょう。上下水道や地盤等については、売地として売り出している場合には調査済みか現況での販売なのか不動産会社に確認しましょう。
土地が決まったら建築会社と建物建築のプランニングと見積をしてもらいましょう。土地、建物建築費に対して自己資金や住宅ローンの利用額を決めていきます。

買付証明書の提出と住宅ローン事前審査

土地、建築プランが決まったら、土地購入の予約・意思表示に当たる行為として不動産会社に買付証明書を提出します。買付証明書を提出したら速やかに住宅ローンの事前審査をしましょう。買付証明書はあくまで購入の意思表示ですので、不動産会社や土地の売主がいつまでも待ってくれるわけではありません。

住宅ローンの事前審査手続きは、建築会社が金融機関と提携しているケースがあり、建築プラン作成と同時に事前審査手続きについても金融機関を紹介してくれるケースもあります。事前審査をして借入できるのか、いくら借入ができるのかがわからないと土地購入、住宅建築ができないので住宅ローンの事前審査は非常に大切です。事前審査の結果によっては、土地購入の再検討、建築プランの見直しが必要になるかもしれません。

重要事項説明と土地売買契約

住宅ローンの事前審査が無事に応諾となったら、不動産会社と土地の売買契約を行います。売買契約を結ぶ前に、不動産会社の宅地建物取引士によって重要事項説明が行われます。重要事項説明では、重要事項説明書に記載された「対象物件に関する事項」と「取引条件に関する事項」について詳しい説明を受けます。ここで土地を買うか買わないかの最終意思決定をすることになるので、疑問点があれば質問して解消したうえで土地の売買契約をしましょう。

住宅ローンの本審査申込

土地の売買契約書等の必要書類を持って金融機関へ行き、住宅ローンの本審査を申し込みます。事前審査と内容が変わっていなければ、すんなり通ります。

土地購入決済

住宅ローンの本審査が通ったら、不動産会社に連絡をして、土地購入の残代金決済日を決めましょう。土地購入の決済日が決まったら金融機関と金銭消費貸借契約を結びます。
次に土地購入の残代金を支払います。その際、土地の売主から買主へ土地の所有権移転登記と金融機関が土地に対して抵当権設定登記をします。手続きについては、不動産会社もしくは金融機関お抱えの司法書士が行うケースが多いです。
必要書類の準備など事前に説明がされます。その内容通りにすれば問題ありません。